人工デッキとタイルデッキ、どっちがおススメ?
green feelsの横山です。新芽も出始め、お庭で過ごしやすい季節となりました。本日はこれからお庭を計画する方に是非読んでいただきたい記事となります。お庭につけるデッキ、ウッドにするかタイルにするか悩んでいる方、必見です。
メンテナンスを重視するならタイルデッキ
人工木デッキはメンテナンス不要という言葉を耳にしますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
人工木デッキは束柱というもので支えられている為、下が空洞となっています。つまり下に物を落としてしまったり、雑草が生えたり、場合によっては、猫が住み着いたり、蜂が巣を作ったりします。タイルデッキであれば、下から全部埋めてしまうので、下にゴミが入ったりと、そのような心配はありません。
これだけ聞いているとタイルのほうが良さそうだなと思うかもしれませんが、ウッドデッキにはウッドデッキの良さがあります。
フローリングとフラットに。人工木デッキにはタイルにはない温かみがあります。
人工木デッキはフローリングとかなり近い位置まで接近して施工することが出来ます。タイルデッキでも出来ない事はないのですが、建物とタイルの間にグレーチングを入れたりと、排水の処理を考えないといけない為、ウッドデッキに比べてコストがかかってきます。また施工性の問題もあり、傾斜地や、道路に面していない敷地では、小運搬などの経費を抑えられるので、ウッドデッキのほうが断然安価に施工することが可能となります。
大きく違うのは素材感です。実際に触ってみるとタイルは硬く、冷たい印象となりますが、ウッドは、柔らかく、温かみがあります。後は小さなお子様がいた時に仮に転んだとしても、ウッドのほうが柔らかく、角がないので安心です。
そのまま座ったりするなら断然ウッドのほうがおススメです。ポカポカ陽気の日であれば、素材が日を吸収してくれてとても心地よいです。
双方の特徴
タイルにもウッドにもメリット、デメリットがあるので特徴をまとめてみました。
タイルデッキ
- 下から埋めてしまうのでメンテナンス不要
- 高級感がある
- コストが人工木デッキに比べやや高め
- 硬い印象
- 都会的、スタイリッシュ
人工木デッキ
- フローリング近くまで高さを上げられる
- 素材が柔らかく、温かみがある
- 直に座れる
- 自然でナチュラルな印象に
- 冬場でも日が差していれば暖かい
- 床下の掃除が大変
- 夏場高温になる為、注意が必要
ライフスタイル、環境に左右される為、どちらが正解という事はありません。
双方の特徴を書きましたが、いかがだったでしょうか?メリットが、デメリットになったり、デメリットがメリットにもなったりするため、どっちがおススメです。という事はありません。でもこっちのほうが、この家には、この家族には合っているだろうなというのはあります。
温かみがあるならウッドデッキ、都会的でスタイリッシュなお庭にしたいならタイルデッキといったところでしょうか。
皆様の素敵な庭造りの参考になればと思います。
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