配置計画と外構。

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green feelsの横山です。7月はだいぶ長雨に悩まされました。今度は灼熱の8月ですね。浜松は41度を超えたそうで、職人泣かせの2か月間となっております。

さて本日は敷地について書いて行こうと思います。外構といえば家が建ってから打ち合わせをして決めていくケースがほとんどではないかと思います。

今回は家を建てる前の話で、土地を有効的に使うにはどうしたらよいか建築計画から外構、お庭の事も考えてみてはという内容です。土地からご検討の際は参考になればと思います。

同じ土地、同じ建築面積で検証してみます。

左側をA右側をBとします。

例えば南側道路、間口10m奥行き15mの土地に建築計画をする時に一般的には北側に出来るだけ寄せるというのが一般的かと思います。同じ土地に同じ大きさの家を配置して検証してみようと思います。(外構計画は検証用です。)

上の写真を見ていただくとわかるようにAの住宅は北側がデッドスペースとなっています。Bの住宅は敷地いっぱいまでウッドデッキが延ばせているので敷地を有効的に使うことができています。同じ土地の面積でも全然印象が変わってきますね。Aの場合家の間口を8m、隣地境界から1m離している為8㎡(2.4坪)が無駄になっていることになります。両方の住宅にウッドデッキを入れていますが、使いやすさ、プライバシーの確保という面からみてもBのほうが使いやすそうです。

樹木は日を求めて成長します。

樹木の性質として日を求めて葉を伸ばします。つまり北側からみるお庭が木の表側になり良い景色となり、また直射日光でない為優しい光を取り込んでくれます。

京都のお寺なんかもそうですが、良い景色だなと思う所は北側が多いように感じますね。

北側リビングという考え方

これから温暖化が進むにつれ、20年後30年後は北側に居室を持ってくることが当たり前になってくるかもしれませんね。

南米の方では北側の土地のほうが価値が高いという事も聞いたことがあります。

いかがだったでしょうか。

今回は敷地の考え方について書かせていただきました。

皆様の素敵な家づくり、庭造りの参考にしてみて下さい。

静岡県東部のガーデン&エクステリア設計、施工専門店
株式会社green feels

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